結論からお伝えすると、我が家がWB工法を選んだ理由は、
WB工法が「家族の健康を守るための換気」
であると思ったからです。
高気密・高断熱は大事。でも、それだけでは足りない理由がありました。
我が家の背景
父の施設入所を機に実家へ戻ることを決めました。
築58年の実家はリフォーム済みとはいえ、冬は外より寒く感じるほど。2016年の熊本地震で瓦を全交換した経緯もあり、当初はリノベーションを検討していました。
その過程でYouTubeで家づくりの勉強を始め、「職人社長の家づくり工務店」チャンネルでWB工法を知ることになります。
高気密・高断熱だけで本当にいいのか?
家づくりを調べていくと、高気密・高断熱の重要性はすぐに分かります。
- 部屋間の温度差がなくなる → ヒートショックを防ぐ
- 結露が起きにくい → カビ・ダニの発生を抑える
- 建材の劣化を防ぐ → 家の寿命が延びる
ただ、調べていくうちに気密性能が上がったことで壁内結露が起き、内部からボロボロになった住宅事例があることにたどり着きました。
高気密・高断熱を追求するだけでは不十分。問題は「どう換気するか」でした。
換気方法を考える
現在の住宅換気の主流は2つです。
| 方式 | 仕組み | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 第一種換気 | 給気・排気ともに機械 | 換気が安定・快適 | コストが高い、ダクト汚染のリスク |
| 第三種換気 | 自然給気+機械排気 | 安価でシンプル | 冬に冷気が入りやすい |
第一種換気(特にダクト式の全館空調)は魅力的に見えましたが、私には一つ引っかかりがありました。
「ダクト内の汚染は大丈夫なのか?」
医療従事者でもある私は、換気性能が年々向上しているにもかかわらずアレルギー発症者が増え続けているデータを見て、換気の「質」にこだわる必要があると感じていました。
WB工法を選んだ理由
WB工法の換気システムは「パッシブ換気(自然換気)」と呼ばれ、第一種でも第三種でもありません。
温度・湿度・CO₂・化学物質が均一化しようとする自然の性質を利用し、機械に頼らず家全体の空気を入れ替えます。国土交通大臣に認定された、この仕組みを採用する唯一の工法です。
我が家の選択をまとめるとこうなります。
高気密・高断熱は大前提。でも換気は機械ではなく、自然の力で行う。
ダクト汚染のリスクがなく、壁内結露も起きにくい。宅建士として数多くの住宅を見てきた立場からも、「家が長持ちする」という点で納得できる選択でした。
まとめ
WB工法を選んだ理由は、3つに集約されます。
- 健康への配慮:家の空気環境がアレルギーや病気に影響する
- 高気密・高断熱だけでは不十分:壁内結露による住宅劣化のリスクがある
- 自然換気という第4の選択肢:機械に頼らないパッシブ換気がベストと判断
まだ建築中なので実際の住み心地はこれからです。梅雨の湿気、冬の寒さ……気になることはたくさんあります。住み始めたらリアルなレビューをお伝えしていきます。

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