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注文住宅でお金をかけた所・削った所|53坪平屋の場合

お金・不動産の話

見積もりを見て、「どこを削ればいいの…」と手が止まったこと、ありませんか?

家づくりは、決めることの連続です。そして、そのほとんどにお金がついてきます。全部を良いものにしたら予算が足りない。でも、削って後悔するのも怖い。

我が家がたどり着いた答えは、「先に、削らないものを決める」でした。

この記事では、53坪の平屋を建てる我が家が、お金をかけた所と削った所をまとめます。金額をすべて出すことはできませんが、「何を優先して、何をあきらめたか」は正直に書きます。

※我が家の場合の記録です。家づくりの優先順位は、ご家庭ごとに違います。

① 見積もりは、最初から最後までほとんど変わらなかった

よく「打ち合わせを重ねるうちに、数百万円上がった」という話を聞きます。我が家の場合は、最初の見積もりから最終的な金額まで、あまり変わりませんでした。

理由は単純で、最初から希望を全部入れてもらっていたからです。そのぶん、最初の金額がすでに高めでした。減りもしませんでしたが、大きく増えることもありませんでした。

グレードを下げたものも、思い返すとほとんどありません。設備は、最初から「これにしよう」と決めていたものが多かったからです。

最初に希望を全部出しておくと、あとから驚かずに済みます。

② 削らないと決めていた3つのこと

理由① WB工法|健康と、家の長持ちのため

家づくりの一番の軸です。ここを外したら、我が家の家づくりではなくなってしまいます。

我が家が「通気断熱WB工法」を選んだ理由はこちらの記事です↓

理由② 塗り壁|家族が長く過ごす部屋の空気を良いものにしたかった

寝室、リビング、子ども部屋、和室。家族がふだん過ごす部屋は、すべて塗り壁にしました。ビニールクロスより費用は上がりますが、調べるほど「ここはお金をかける価値がある」と思えたので、予算を回しました。

塗り壁を選んだ理由

漆喰は、石灰を主な原料にした昔ながらの壁材です。我が家は「富士川の白い壁&SSコート」という商品を使っています。メーカーの説明では、次のような特長があります。

① 湿度を調整してくれる
壁の表面にある細かい穴が、湿気を吸ったり吐いたりします。そのため、結露やカビが出にくくなるとされています。

② においがこもりにくい
生活臭やペットのにおいを吸着する性質があります。メーカーの試験では、生活臭が24時間後に約90%まで減ったとされています。

③ 化学物質が出ない天然素材
VOC(シックハウスの原因になる化学物質)を含まない素材です。ホルムアルデヒドを吸着して分解するとも言われています。小さい子どもがいるので、安心材料になりました。

④ 燃えにくい
国の基準で「不燃材料」に認められていて、火事のときに有毒ガスも出ません。

⑤ 汚れや劣化に強い
静電気が起きにくく、ホコリが付きにくいとされています。ビニールクロスのように年数がたって硬くなることもなく、20年たっても変色しにくいそうです。

⑥ 空気中のCO2を吸収する
固まっていく間に空気中のCO2を吸収します。8畳の部屋で約28kg分とされています。ドラム缶に換算すると78缶分の量を吸収するそうです。

気をつけたい点

  • クロスより費用が高くなります。
  • 我が家は未就学児が3人いるので、落書きされたら終わりです(泣)落書きされないように住む前にしっかりと話をしようと思っています。

※効果の数値は、漆喰メーカー団体のサイト(sikkui.net)の情報をもとにしています。住宅の条件によって感じ方は変わります。

理由③ 無節のヒノキの床|見た目に全振り

床は、無垢の無節のヒノキです。これは夫が早い段階で決めていました。「値段が上がっても、無節がいい」と、ここだけはまったくゆずりませんでした。

夫曰く「節がないほうが見た目がいい!」とのことです。笑 実際に貼られている床を見て「確かに綺麗!」と思いました。

全部にこだわると予算が足りなくなる。だから、こだわる場所を先に決めておきました。

こちらの写真はふらっと行った時にたまたま床を貼られてて撮れた写真です!ラッキー!

③ 削った所|ランドリールームの壁と、外構

ランドリールームと収納は、塗り壁からクロスに

最初は、ランドリールームも塗り壁にするつもりでした。でも、見積もりを見ると高い。それに、ランドリールームは水で濡れることもあります。

「ここはクロスでいいか」と切り替えて、収納とランドリールームはクロスにしました。これで、約40万円の減額になりました。

クロスといっても、ビニールクロスではありません。WB工法用の、湿気を通すクロスを選んでいます。

場所壁の仕上げ
寝室・リビング・子ども部屋塗り壁
収納・ランドリールーム湿気を通すクロス

「人が長くいる場所」と「物を置く場所」で分ける。これが、我が家の線の引き方でした。

外構は、広すぎて全部はできなかった

我が家は田舎で、敷地が広めです。外構を全部きれいに整えようとすると、金額がとても大きくなります。

外構の業者さんからは、「門は建物に合わせて、幅の広いものにしたほうがいいですよ」と提案をいただきました。たしかに見た目は良くなります。でも、外構にそこまでかけるよりは、と考えて、最初に提案されていた幅のままにしました。

外構で優先したのは、見た目よりも「勝手に人が入ってこないこと」です。

  • 車の出入り口には、リモコンで開く電動のゲート
  • 門は、鍵のかかるもの
  • 駐車場は、地盤が沈んでいる部分だけアスファルトを敷き直す

④ 設備は、こう選んだ

場所メーカー決め手
キッチンタカラスタンダードホーローで、お手入れが楽
お風呂タカラスタンダードホーローで、お手入れが楽
トイレTOTO レストパルF(I型)便器が浮いていて、床を掃除しやすい
洗面LIXIL ルミシスSNSで見つけて、ひとめぼれ

キッチンとお風呂は、ホーローにしたかった

「全部ホーローにしたい」が、最初からの希望でした。汚れが落ちやすく、お手入れが楽だからです。それで、キッチンもお風呂もタカラスタンダードにしました。

トイレは、タンクレスに見える「タンクあり」

トイレを決めたのは夫です。

見た目はすっきりしたタンクレスが良い。でも、タンクレスは故障したときの修理が大変だと聞く。そこで選んだのが、うしろの収納の中にタンクが隠れているタイプでした。

便器が床から浮いているので、下をさっと拭けます。我が家は男の子が3人、夫も入れると男性が4人。「飛ぶだろうな」という前提で、掃除のしやすさを最優先にしました。

収納がついているのも、気に入っている点です。トイレットペーパーも生理用品も、全部しまえます。

洗面はLIXILの「ルミシス」|見た目で決めた

洗面台は、SNSで見つけて「かっこいい」と思ったものに、そのまま決めました。性能で選んだ場所が多いぶん、ここは気持ちで選んでいます。

実物がないので仕様提案書を貼ります。↓

実物がやってくるのが楽しみです。

⑤ これから建てる方へ

「ここにお金をかけて」「ここは削っていい」と、私から言えることはありません。注文住宅は、何を大事にするかが、ご家庭ごとに違うからです。

我が家が大事にしたのは、2つでした。

  • シックハウスにならない、健康に暮らせる家
  • 地震や水害に強い家

だから、工法と壁と構造にお金をかけました。そのかわり、外構は必要なところだけにしています。

「何にお金をかけるか」は、「どんな暮らしを守りたいか」を考えて答えを出しました。

まとめ

  • 見積もりは、最初から最後までほとんど変わらなかった。最初に希望を全部入れていたから
  • 削らないと決めていたのは、WB工法・塗り壁・無節のヒノキの床
  • ランドリールームと収納をクロスに変えて、約40万円の減額
  • 外構は、見た目より「勝手に人が入れないこと」を優先した
  • キッチンとお風呂はホーロー、トイレは掃除のしやすさ、洗面は見た目で選んだ
  • お金をかける場所は、守りたい暮らしから決めた

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