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外壁は漆喰のsoi、床は無垢板。選んだ理由

家づくり

外壁や床材って、カタログを見れば見るほど迷いませんか?

「見た目は好きだけど、メンテナンスが大変そう」「安いけど、家族の体には大丈夫かな」「そもそも違いがよく分からない…」

私も打ち合わせのたびに頭を抱えていました。子どもが3人いると、毎日ふれる床や壁は「かっこいい」だけでは決められません。

「家族が毎日ふれるものだから、納得して選びたい」

この記事では、我が家(通気断熱WB工法の平屋)が選んだ外壁と床材、そして「なぜそれにしたのか」をお伝えします。他の材料が悪いという話ではなく、我が家の暮らしや好みに合ったのがこれだった、という記録です。

我が家が選んだのは「漆喰の外壁」と「無垢板の床」

まずは結論から。

場所採用したもの
外壁カントリーベース社の漆喰外壁材
「soi(ソーイ)」・色は「グレイフランネル」
内壁大部分に漆喰「SSコートNo.2(クリーム)」
その他は透湿性能の高いトキワの
「いきいきクロス:WBT317」
床(リビングなど)ヒノキの無垢板
床(キッチン・パントリー)木目のフロアタイル「サンゲツ:WD-2080」
床(トイレ・ランドリー)グレーのもやもや柄のフロアタイル
「サンゲツ:KT-2018」

外壁はこんな仕上がりです

ほんの少しグレーがかった優しい色合いです。軒天の木目とも相性がよく、平板瓦のある和の外構にもなじんでいます。(と思いたい。)

フリーフォームというテクスチャーで塗っていただきました。

soiってどんな外壁材?

カントリーベース社の公式サイトによると、soiの特徴は次のとおりです。

  • 白度の高い国産の石灰が主原料の漆喰系外壁材(国内製造)
  • 高温多湿な日本の気候に合わせて、防カビ・防藻の効果を加えている
  • シリコン樹脂を配合した撥水性で、汚れに強い
  • 下地の動きに追従する弾力性があり、割れにくい
  • 万一ひび割れが出ても補修ができる

ちなみにsoiは、世界的に知られるドイツの外壁材メーカー「sto(シュトー)」の良さを生かしながら、日本の気候に合わせて作られた日本製の外壁材です。

内壁と床も「自然素材」で

WB工法ではビニールクロスを使わないため、内壁は大部分を漆喰にしました。床は無垢板です。塗り壁以外の壁には、トキワの「いきいきクロス」というクロスを採用しました。というか、WB工法で建てるためにはこのコットンクロスしか選択肢にありませんでした。

コットンリンター(綿の短い繊維)を主原料にした壁紙で、WB工法の開発元ウッドビルのスタッフブログによると、湿気を通す力(透湿性)は一般的なビニールクロスの約30〜50倍とのことです。

なお、ビニールクロスに比べて種類が少なく、表面が傷つきやすい、汚れが落としにくいという面もあります。(子供達が落書きしないことを心から祈ります。)

選んだ理由① 毎日ふれる壁と床を、安心できる素材にしたかった

3児の親として、一番に考えたのはここでした。

「子どもが一日中ごろごろする場所だから、素材は妥協したくない」

内壁:漆喰

漆喰はアルカリ性で、菌やウイルスの増殖を抑える効果があると言われています。さらに湿気を吸ったり吐いたりする調湿効果も期待できます。

WB工法そのものにも調湿の仕組みがありますが、「せっかくなら二重に心強くしたい」と、少し贅沢に重ねました。

床:無垢板

赤ちゃんから小学生まで、床に座って遊ぶのが我が家の日常です。素足でふれたときの、ひんやりしすぎない感触は無垢ならでは。「これだな」と迷わず決めました。

樹種はヒノキです。理由はシンプルで、ヒノキの香りが好きだったから。家に入った瞬間にふわっと香る、あの落ち着く空気がほしかったのです。

もちろん、小さな子どもが3人いるので、傷は絶対につくと思っています。おもちゃを落とす、走り回る、飲み物をこぼす。きれいなままというのは難しいでしょう。

でも、それも含めて楽しもうと思っています。「傷は、子どもたちが育った家族の記録」

とポジティブに考えて生活していこうと思っています。(実際、牛乳をこぼされたら発狂しそうですが。笑)

施工中のヒノキの無垢床の写真です↓

施工中の写真ですが、木の柱や梁と一緒に見ると、無垢の床がとてもやさしい表情をしています。完成が楽しみです。

水まわりと汚れが気になる場所は「フロアタイル」

とはいえ、全部を無垢にしたわけではありません。場所によって使い分けています。

  • キッチン・パントリー:ヒノキの床からそのままつながって見えるよう、木目のフロアタイルを選びました。床の色や雰囲気が途切れず、すっきり広く感じます。
  • トイレ・ランドリー:2つを同じフロアタイルでそろえました。柄はグレーのもやもやしたタイプ。髪の毛やほこりが目立ちにくいので、ズボラな私にはピッタリです。

無垢板のよさを味わいたい場所と、手入れのしやすさを優先したい場所。我が家は分けて考えました。

木目のフロアタイルです↓

ランドリールームのグレーのフロアタイルです↓

トイレにも同じグレーのフロアタイルを貼ってもらいました↓

選んだ理由② 目地のない、和にも合うきれいな外観が好みだった

我が家は外構が和風で、平板瓦を採用しています。その雰囲気に合うのは、やはり漆喰のようなやわらかい質感の壁だと感じました。

外壁材は、いろいろ比べました。

  • 窯業系サイディング:種類が豊富で人気。ただ、目地が見える点が我が家の好みと少し違いました(最近は目地が目立ちにくい商品も出ているようです)
  • 金属系サイディング:シャープな印象で、和の外構とは雰囲気が合いませんでした
  • 木の外壁:経年変化を楽しめる素敵な素材ですが、外側は手入れの手間や見た目の変化をできるだけ抑えたいと考え、見送りました(経年変化は、室内の床で楽しむことにしました)

どれも魅力があります。比べた結果、「我が家の好みに一番近い」のが漆喰でした。

「いい・悪いではなく、我が家に合うかどうか」

家づくりでは、この視点にだいぶ助けられました。

選んだ理由③ 日本の気候に合わせた、日本製でコスパのよい漆喰だった

漆喰の外壁にすると決めて、最初に候補にしたのは「しらす壁」でした。ただ、外壁屋さんからの評判があまり良くなく(外壁に使う場合の施工面で不安があるとのこと)、見送りました。

次に候補に挙がったのが、世界的メーカーのstoです。性能は素晴らしいのですが、予算的には正直ハードルが高くて…。

そんなときに出会ったのが、soiでした。

  • stoの良さを生かしながら、日本の高温多湿に合わせて設計されている
  • 日本製である
  • 予算に収まる(といっても高かったです(泣)stoと比較した場合)

暮らしてからの正直なところ(追記予定)

住んでみてからの感想は、後日追記します。

  • 汚れ方・お手入れについて
  • 無垢床の傷や、素足の感触
  • 季節ごとの湿度の感じ方

まとめ

  • 外壁は、カントリーベース社の漆喰系外壁材「soi(色はグレイフランネル)」
  • 内壁は大部分が漆喰「SSコートNo.2(クリーム)」、塗り壁以外は透湿性能の高いトキワの「いきいきクロス:WBT317」
  • キッチン・パントリーの床は木目「サンゲツ:WD-2080」、トイレ・ランドリーはグレーのフロアタイル「サンゲツ:KT-2018」で使い分け
  • 床の傷は覚悟のうえ。経年変化も家族の思い出として楽しむ
  • 理由①:毎日ふれる壁と床を、化学物質が気になる素材から遠ざけたかった
  • 理由②:目地のない仕上がりが、和風の外構や平板瓦によく合った
  • 理由③:stoの良さを生かした日本製で、日本の気候に合い、予算にも収まった

素材選びに正解はありません。私たちは「我が家の暮らしに合うか」を軸に選びました。

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